「墓じまい」、数年前までは耳にする機会も少ない言葉でしたが、ここ最近はテレビでもよく取り上げられるようになり、書店でも「墓じまい」に関する本を目にする機会が増えてきました。
「墓じまい」とは、簡単に言えば自分が持つ墓を撤去すること。しかし、墓を撤去するには、埋葬されたお骨を出さなければならず、お骨を出すにもいろいろ手続きが必要になってきます。また、出したお骨は、捨てるなどしようものなら違法行為となってしまうため、他のお墓に埋葬するなどする必要が出てきます。
したがって、「お墓を撤去し、埋葬されたお骨を他の墓などに改葬する」ところまでを含めて、一般的に「墓じまい」と呼んでいます。
核家族化が進み、実家から離れて、もしくは独立して生活する人が非常に多くなった現在、お墓のお世話ができないというケースは珍しいことではなくなりました。
また、墓じまいをしたいが、自分のあと、子供が世話をしてくれるとは限らない、もしくは子供など墓の世話を継ぐ人がいない、そういう人が非常に多くなり、墓じまいの際の改葬先に「永代供養墓」を選択する人が増えています。
「永代供養墓」とは、お墓の世話をする人がいなくても、お寺や霊園、自治体など、墓地の管理者が供養をしてくれるお墓です。
一般的なお墓は、墓所の永代使用権を買いそこに墓石を建てるのが普通です。永代使用権は、子供など祭祀承継者がいる場合はいつまでも引き継ぐことができますが、承継者がいない場合は消滅し、墓所はお寺・霊園に返さなければならなくなります。
しかし、永代供養墓はそうした将来の心配がなく買えるお墓です。
当サイトでは「墓じまい」について、総力を挙げて特集してまいります。
墓じまいがすぐにわかる!

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