都立霊園の抽選(手続・流れなど)について

都立霊園の抽選について

募集数を超える申し込みがあった場合は抽選

都立霊園の使用者募集に際し、募集数を上回る申し込みがあった場合、抽選が行われます。

申込は、東京都が指定した区分ごとに受け付けられます。
区分は、霊園・施設・面積などで分けられますので、
例えば、
・青山霊園の一般埋蔵施設の3.05~3.70㎡
・谷中霊園の立体埋蔵施設
・八柱霊園の合葬埋蔵施設の2体用
などのいずれかに申し込みをすることになります。
抽選はその区分ごとに行われます。

例年、どの区分も抽選になっており、その倍率はおおよそ2~10倍とまちまちです。
倍率が高くなる傾向があるのは、主にこちら。
・面積の狭い一般埋蔵施設(初期費用が安いため)
・青山霊園の一般埋蔵施設(ブランド力が高く、募集数が少ない)

抽選会はコンピューターで

抽選会は8月下旬に東京都庁で行われます。
公開抽選会であり、誰でも会場内に出入りすることが可能です。
また、抽選はコンピューターにより行われ、一部申込者の優遇はなく、100%運です。

落選しても次回以降の当選確率は同じ

公営霊園によっては、一度落選すると次回の抽選では当選確率が上がる、という扱いをしているようですが、
都立霊園ではそのような扱いは一切なく、
落選しても次回以降の抽選で当選確率で優遇されることはありません。
落選回数は次回以降の抽選の当選確率に反映されません。

 

補欠もあるので注意!

抽選結果には、「当選」「落選」のほかに、「補欠」があります。

補欠の場合は、当選辞退者・当選後の書類審査での失格者がいた場合、補欠順位の上位の方から順に繰上げ当選となります。
繰上げ当選は抽選翌年の1月末日までに発表され、それまでに連絡がなかった場合には落選となります。
また、補欠の権利は翌年以降には持ち越されません。