
墓石には、劣化しづらく耐久性が高い石材が使用されています。2~3年で傷むようなことはありません。
しかし、お墓は、屋外で日々日差しや風雨、温度変化、地震などにさらされ続けます。どうしても年月とともに傷んできます。
最初は石と石の間の充填剤が欠けた、石の表面にがくすんできた、といった軽微なものに始まりますが、放っておくと症状はどんどん悪化します。
早めに対処するのが吉です。
最近はDIYも流行っていますし、「お墓の修理を自分でやりたい」という方もいるようです。
しかし、墓石は意外と重いです。
外柵などの小さ目の石でも重さは数十キロ、竿石など石碑周りの石では100キロ近くあることもザラです。(御影石の重さは30センチ立方で約80キロもあります)
ですので、お墓の修理をDIYでやることはあまりオススメは致しません。
お墓のリフォームって?
「お墓のリフォーム」には、石碑を新しく建て直したり、あるいは石碑はそのままに地盤を打ち直して外柵を作り替える、あるいは墓誌の追加・交換など、いろいろな種類があります。

お墓をきれいにしたい ~お墓のリフォームとは?~
長い年月を乗り越えたお墓は、味があっていいものではあります。しかし、墓石の汚れ・痛みだけでなく、風雨や地震・…

お墓のリフォーム工事ってどんなもの?
山の斜面に立つお墓のリフォーム工事をご紹介します…
工事にかかる費用は、お墓の大きさや修理の度合いのほか、お墓のある場所・位置も大きく関係してきます。
トラックで石をどこまでお墓の近くに運んでこれるか、重機が入れるか・使えるか、という点で人件費に大きな違いが出るからです。

お墓リフォームの費用・価格相場ってどのくらい?
リフォーム工事にかかる費用について、ケース別に相場観をまとめました…
お墓は、墓石そのものが傷んで割れたりヒビが入ったりするだけでなく、地盤が歪んで石碑や外柵が傾いたりすることがあります。
また、一昔前に建てられたお墓では、外柵に大谷石と呼ばれるかなり風化しやすい石が使われていたり(昔はそれが普通でしたが)、基礎地盤が打たれていなかったりと、経年劣化が進みやすい要因もあります。
大谷石はかつてはその加工のしやすさで、お墓の外柵部材として多用されてきました。しかし、加工しやすい半面その柔らかさが仇となって雨風などで風化し、穴が空いたり欠けたりということがよく起こります。
現在は御影石の価格も下がってきており外柵も御影石が使われることが一般的です。

お墓の外柵のずれ・割れ・ゆがみ・すき間の修理はどうすれば?
お墓の「外柵」とは、お墓の敷地の境界に沿って埋められたリ建てられたりしている石のことです…
お墓のリフォームでは、何が問題なのか、何を新しくしたいか、というお客様のご要望により、様々なアプローチを行えます。
「お墓をすべてきれいにピカピカに立て直したい!」という方もいらっしゃいますが、そういう方は実は多いわけではなく、「ちょっと見すぼらしくなってきちゃったし多少見栄え良くならないかしら」というご要望の方が多いのです。
家をリフォームするのと同じなんですね。どの部分をどんな部材でどんな風にリフォームするかをご自分でしっかりまとめられることが大切です。

お墓のリフォームを依頼する・見積もりをもらう
リフォーム工事をどの石材店に頼むか?そうやって良い石材店を選べばよいのでしょうか?

お墓の外柵のずれ・割れ・ゆがみ・すき間の修理はどうすれば?(2)
外柵の石がずれてきてしまっている場合、もしお墓が昭和以前に建てられて基礎地盤を作っていないようであれ…
お墓のリフォームが相続税対策に?
お墓は相続財産とみなされませんので、お墓をリフォームすることで相続税の節税対策をすることもできます。

お墓の購入・リフォームで相続税を節税(課税対象になる場合も!?)
お墓や仏壇・仏具は、相続税の課税対象とはなりません。どうせお墓が必要なら、いずれお墓のリフォームが必要なら、節税することができます。ただし、例外もあるので注意が必要です…
お墓のお手入れ(メンテナンス)はどうすればよい?
お墓は、掃除や草取りなど、定期的にお手入れをすることで、修理のいらないきれいな状態をより長く保つことができます。
普段のお手入れはどんなことをすればよいのでしょうか。

お墓の掃除、どうしたらいいの? – 嫌にならないお墓掃除講座
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お墓の石碑(棹石・竿石)の補修・修理修繕(1)- お墓をきれいに保つ
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