不動産賃貸・開発事業を行うヒューリック株式会社は、宗教法人一行院と、東京都新宿区の寺院に4200基分を安置できる大型の納骨堂を着工することを発表した。完成は2018年の予定。
[ニュースリリース] 宗教法人一行院 千日谷会堂の寺院開発について
現在も納骨堂がある一行院千日谷会堂は、昭和37年竣工、既に築50年以上が経過しており、老朽化および耐震上の問題から、同会堂および仏舎利塔を、自動搬送式納骨堂を併設した最新式の寺院に建替えることとなったもの。
基本デザインは隈研吾建築都市設計事務所が担当する。
新しい納骨堂は、延床面積が2,065㎡で、安置できる遺骨は現在の約10倍。礼拝口で個人を特定すると、共通の礼拝場所に納骨施設から遺骨が自動で移送されお参りができる設備を備える。
建て替え後の寺院・納骨堂の所有及び経営は、従来通り、宗教法人一行院が行う。