梅雨も真っ只中となりました。
今年の梅雨はそれほどひどくないとはいえ、暑い日とどんより雨の日が入れ替わりやってくる過ごしにくい日が続きますよね。
こんな季節にひときわ艶やかな花を咲かせてくれるのが、ご存じアジサイです。
漢字で書くと「紫陽花」、この花は万葉集にも登場するほどですから、もう1200年以上も日本人に親しまれ続けた花なんですね。
今では、日本各地にアジサイの名所があり、関東では鎌倉の長谷寺や、箱根なんかが有名でしょうか。
さて、青山霊園でも、この時期、アジサイを楽しむことができます。
アジサイは剪定が必要となるためお墓に植える人はあまり多くはないのですが、やはり青山霊園ほどの規模となると、あちらこちらにアジサイに彩られたお墓を見つけることができます。

見事なアジサイですね。陽当たりも良く、日向に花が映えます。

初夏の新緑とのコントラストが美しいのは青山霊園ならでは。

こちらは、小さめながらもお墓とのバランスが素敵です。

ここは、白い外柵とお隣区画の鉄柵と相まって、西洋のお城のような雰囲気になっています。
濃いめの青紫、赤茶けた鉄柵、白い石、青い空・・・、いいですね。

毎度ながら登場の六本木ヒルズ。鉄骨とコンクリートの建物が、100年以上前から変わらぬ青山の自然と静けさを引き立てます。

階段の脇に植えられた、こんなかわいいアジサイも咲いていました。
アジサイに彩られた青山霊園にも、ぜひお出かけください。

田辺 直輝(たなべ なおき)
一墓一会編集長
お墓アナリスト
海洋散骨アドバイザー
私がお墓関係の仕事に関わり始めたのは10年ほど前。
たった10年の間ですが、お墓を持つ人、お寺さん、民間の墓地運営者など多くの方とお話しするにつけ、世の中のお墓事情は日に日にどんどん変わっていることを実感します。
誰もが同じような場所に同じような墓を建て、同じように子孫に引き継いでいく、そんな時代はもう終わりました。
「最近は先祖を敬う気持ちが薄れているのでは?先祖をもっと大切に。」というお寺や墓地の関係者の話も耳にします。
しかし、何より大切にしなければならないのは、今生きている人の人生です。
年を取った人が安心して余生を送ることができ、遺される人も安心して見送ることができる、お墓を通じて、そんな皆様の人生のお手伝いができればと思っております。
たった10年の間ですが、お墓を持つ人、お寺さん、民間の墓地運営者など多くの方とお話しするにつけ、世の中のお墓事情は日に日にどんどん変わっていることを実感します。
誰もが同じような場所に同じような墓を建て、同じように子孫に引き継いでいく、そんな時代はもう終わりました。
「最近は先祖を敬う気持ちが薄れているのでは?先祖をもっと大切に。」というお寺や墓地の関係者の話も耳にします。
しかし、何より大切にしなければならないのは、今生きている人の人生です。
年を取った人が安心して余生を送ることができ、遺される人も安心して見送ることができる、お墓を通じて、そんな皆様の人生のお手伝いができればと思っております。